2024/10/10
【レポート】第36回弁慶まつり
今年も大盛況の2日間!
和歌山県田辺市で毎年10月の第1金曜日・土曜日に開催される弁慶まつりは、田辺の秋を代表するお祭りで、今年で第36回を迎えます。
今年は10月4日、5日に開催され、4日夜は世界遺産、闘鶏神社に特設ステージが設けられ、弁慶の人生を描いた「演劇・弁慶伝説」が上演されました。
生憎の雨でしたが、それでも多くの観客が来場され、演者の迫真の演技に会場からは大きな拍手があがっていました。
紀州弁慶よさこい踊り
弁慶まつりの見どころのひとつ、「紀州弁慶よさこい踊り」は、扇ヶ浜会場、パークサイド会場、闘鶏神社会場、アオイ通り会場の4会場で行われ、予選を勝ち抜いた精鋭チームがメイン会場となる扇ヶ浜会場で決勝戦を行います。
各チーム華やかな衣装をまとい、力強い踊り、旗振り、圧巻のマイクパフォーマンスなど迫力のある演舞を披露し会場は大盛り上がり。
輝きコンテスト
ジャンルを問わず特技を披露する場「輝きコンテスト」が今年初開催され、一般参加者がダンスなどの特技を披露し、こちらも会場を沸かせました。
弁慶ゲタ踊り
第1回弁慶まつりから続く「弁慶ゲタ踊り」は、勇壮な武蔵坊弁慶をイメージした振り付けとなっており、「ソリャ、ウントコショ!アリャ、ドッコイショ!!」 と参加者が元気よく声を出しながら大通りを練り歩きます。
物産テント市
扇ヶ浜の広場では、たくさんの物産テントが建ち並び、田辺市周辺の物産店が一堂に集まる 「物産テント市」が催され、開始早々多くの来場者で賑わいました。
そのほか鬼若太鼓や、よさこいパレード、もちまきなど様々なイベントが行われ、各会場で盛り上がりを見せました。
そしてフィナーレは今年で第54回を迎える田辺花火大会。
「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録20周年を迎える今年、田辺市のキャッチフレーズでもある「未来へつながる道」をテーマに構成した約3,500発の花火が夜空を彩りました。
SHIOGORI花火海上観覧クルージング
漁船に乗って田辺湾を周遊できるSHIOGORIクルージング。年に1度の田辺花火大会にて出船し、海上から花火を観覧できるツアーを実施いたしました。
→ 【レポート】SHIOGORI花火海上観覧クルージング2024
朝から晩までイベントが盛りだくさんの1日でした。
県内外から大勢の来場者が訪れ、中にはこの日のために帰省したという人も。
このようなお祭りを通して、異世代間の交流、地域の歴史や文化、また地域の資源を知っていただくきっかけになれば幸いです。
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SHIOGORI PROJECT(シオゴリプロジェクト)
さまざまなコンテンツ開発と地域資源をつなげながら、扇ヶ浜を起点に田辺の海、街を現代版の「SHIOGORI:潮垢離」の場として改めて確立し、新たなまちの価値創造、地域ブランディングを行う観光・まちづくり事業。 2022年より、田辺市熊野ツーリズムビューロー、南紀みらい株式会社、AND LOCALの3社連携により取り組んでおります。