2024/10/28
【レポート】梅酒フェス’24 in 紀州田辺
10月26日(土)、和歌山県田辺市で「梅酒フェス’24 in 紀州田辺」が開催されました。
昨年初開催となったこの梅酒フェスは、2013年に田辺市で「梅酒で乾杯条例」が制定されてから10年を迎えたことをきっかけに、誘客促進や梅の消費拡大を図ろうと、市と民間団体により発足した、梅酒ツーリズム事業実行委員会さまによる取り組みのひとつで、梅酒を楽しめる空間づくりなど多彩な取り組みを通して、「梅酒の聖地」になることを目指しています。
昨年は、JR紀伊田辺駅前の弁慶広場にて開催されましたが、今年は駅前新通りの新和ビル1階(旧プライスカット跡地)で行われました。
開会セレモニーでは、梅酒ツーリズム事業実行委員長の田上さまによる挨拶から始まり、鏡割りが行われた後、「梅酒で乾杯」宣言がなされ、梅酒フェスがスタート!
なんと今年は115種類の梅酒が取り揃えられ、来場者はオーソドックスなものから、桃やマスカットなどのフルーツ系、無糖梅酒など、用意された様々な種類の梅酒を楽しまれていました。
田辺市といえば「梅酒で乾杯条例」ということで、16時のスタートから1時間ごとに乾杯タイムが設けられ、来場者はお好きな梅酒を片手に乾杯し、会場は盛り上がりをみせました。
会場には地元のおつまみや、高カカオチョコレート、せんべいなど梅酒に合いそうなおつまみもご用意されており、中でも「うつぼぽりぽり揚」と「神島屋の梅あられ」が人気を集めていました。
これほど多くの梅酒が飲み比べできる機会はなかなかないので、梅の産地ならではのPRになったのではないでしょうか。
来場者の方が、お気に入りの梅酒と出会えていれば幸いです。
梅酒フェスの会場近くにある、田辺市が誇る飲食店街「味光路」では、美味しい料理や、飲食店が独自のレシピで作る“クラフト梅酒”を味わっていただくこともできます。
田辺に訪れた際は、ぜひ味光路へ足を運んでみてください!
【梅酒で乾杯条例】
田辺市では、梅の消費拡大を図り、更なる紀州梅ブランドの確立、梅関連産業の振興・発展及び地域の活性化並びに市民の健康の維持・増進の視点から「田辺市紀州梅酒による乾杯及び梅干しの普及に関する条例」(通称:梅酒で乾杯条例)が制定されています。
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SHIOGORI PROJECT(シオゴリプロジェクト)
さまざまなコンテンツ開発と地域資源をつなげながら、扇ヶ浜を起点に田辺の海、街を現代版の「SHIOGORI:潮垢離」の場として改めて確立し、新たなまちの価値創造、地域ブランディングを行う観光・まちづくり事業。 2022年より、田辺市熊野ツーリズムビューロー、南紀みらい株式会社、AND LOCALの3社連携により取り組んでおります。