2022/10/29
【レポート】企画展vol.1「水の章」金継ぎワークショップ
愛着のある、慣れ親しんだ大切な器に、もう一度息を吹き込んで。
2022年10月29日(土)企画展ワークショップ・「簡易金継ぎ」
第1回企画展「水の章」の開催中に、清水いつ子さんによる簡易金継ぎワークショップを行いました。
漆を使って器の破損を直し、金を蒔いて傷あとを美しく装飾する金継ぎの手法で、
本来は長い時間をかけますが、今回は1日でできるようパテや接着剤で破損を直し仕上げの段階のみ。
①合成漆を使った手軽な金継ぎ風
②本漆を使用するより金継ぎに近い体験 どちらかを選べるようにしました。
参加者さんの持ってこられた器が、金継ぎした後はそれぞれの欠けや割れが個性となって生まれ変わり、これからもお気に入りのうつわであり続けるのはとても有意義でした。
なかなか体験できる機会のない貴重な機会で、みなさん黙々と集中して作業に取り組んでおられました。
仕上がり後はとても嬉しそうな笑顔ばかりで、お茶を飲みながら和気あいあいと歓談する時間も楽しそうでした。
◎簡易金継ぎワークショップ
開催日時:2022年10月29日(土)
①合成漆仕上げ 10:00〜
②本漆仕上げ 14:00〜
■参加費/
①合成漆仕上げ 3500円(1ドリンク付き)
②本漆仕上げ 4500円(1ドリンク付き)
■募集人数/①② 各4名
■講師/清水いつ子(金継ぎ15年目)
@kintsugiw
■持ち物/欠けたり割れたりした陶磁器、カッターナイフまたは彫刻刀、器を入れて持ち帰れる箱
※器は3点以内、できれば欠けたもの優先。割れた器の破片があれば一緒にお持ちください。
粉々に割れたり破片の多いものなど、破損のひどいものや、逆にヒビのみのものもお避けください。