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2023/12/04

【レポート】第6回 GINZA MUSIC STREET

今や冬の風物詩にもなった商店街の音楽イベント

12/2㈯、田辺市銀座商店街にて、第6回 GINZA MUSIC STREET(銀座ミュージックストリート)が開催されました。
毎年、12月の初旬に開催される商店街内で音楽ライブとマルシェ、工作体験などを楽しめるイベントとして開催され、今や冬の到来を感じさせる地域の風物詩ともなりました。

 

 

年末の商店街ににぎわいを呼ぼうと、銀座商店街振興組合が2018年に初開催、今年で6回目を迎えました。

地元の学生やアマチュアアーティストによる音楽LIVE

当イベントはなんといっても毎年、様々な出演者が参加する音楽LIVEが商店街内の各所をステージに行われます。
プロの有名なアーティストを招致するのではなく、地元の学生だったり、アマチュアバンド、アーティストを起用し、自由なチャレンジが可能な場として最近は認知されており、当日は一般のお客様に加え、出演者の親御さんや関係者も応援に訪れ、毎年大勢の来場者で賑わいます。

 

今年は、田辺第一小学校、田辺第二小学校と東陽中学校の合唱部、南部高校吹奏楽部の演奏のほか、高校生や大学生のバンド演奏、発足したばかりの男声合唱団や「第九」を歌うグループなども出演されていました。

 

マルシェやワークショップも多数出展

GINZA MUSIC STREET(銀座ミュージックストリート)は音楽だけでなく、毎年、多くのマルシェや工作体験などのワークショップの出展者が出展し、さらに会場を盛り上げています。

今年は、スイーツや弁当、手作り雑貨の販売のほか、クリスマスグッズ作りのワークショップなどが出展。また、商店街内店舗が特別に軽食販売やワゴンセールで出展したほか、市内の居酒屋やカフェ、キッチンカーなども含め、約40店舗が集まったとのこと。

特に工作体験などのワークショップは親子連れの来場者に大人気で、体験希望者が途切れず、順番待ちの店舗ばかりで、かなりの賑わいでした。

 

商店街イベントとしてのカタチ

今年で第6回を迎えたGINZA MUSIC STREET(銀座ミュージックストリート)ですが、地元で音楽活動をしている方々にとって参加のしやすい音楽コンテンツに加えて、空き店舗を利用してのマルシェであったり、親子が気軽に参加できる体験型のワークショップを招致したりと、様々な文化を取り込んだイベントとなっており、時代に合わせた、特に家族で楽しめる商店街イベントとして、地元を中心に人気が高まっています。

こういった、新しいカタチとしてはじまった商店街イベントが継続され、地域資源の一つとして後世につながっていくことを期待します。

 

田辺市銀座商店街

田辺市銀座商店街は、昭和40年に田辺市銀座商店街振興組合として設立。。
「選ばれる店、元気の出る街」を商店街のコンセプトに、平成12年11月商店街近代化事業で、商店も街路も刷新。
アートパークシティ(芸術公演都市)をテーマに、街全体をアート感覚あふれる芸術性の高い公演空間として考え、歩道には植樹帯、広いゆったりとした歩道、車道は18mあり両側には一時停車帯を設け、ゆっくりと買い物を楽しめる。
また、各店もレンガ調のタイルで壁面を統一し、ヨーロッパを思わせる街並みが演出されている。

【設立年月日】 昭和40年9月21日