2025/10/15
【レポート】第37回弁慶まつり
前夜祭で幕を開ける「弁慶伝説」
2025年10月4日(土)、和歌山県田辺市で第37回弁慶まつりが開催されました。
10月3日(金)午後6時半から前夜祭がスタート。
闘鶏神社境内の特設ステージにて、演劇「弁慶伝説」が上演され、弁慶誕生から壇ノ浦への出陣までの物語が再現されました。
あいにくの雨模様でしたが、多くの観客が集まり迫力のある演技に皆さん見入っていました。
紀州弁慶よさこい踊り
今や県内外から多くのチームが参加する「紀州弁慶よさこい踊り」。 色とりどりの衣装に身を包んだ踊り手たちが個性あふれるパフォーマンスを披露し、観客から大きな歓声と拍手が送られました。
弁慶ゲタ踊り
弁慶をイメージした力強い振り付けで踊る「弁慶ゲタ踊り」。 今年は18団体が参加し、総勢約660人が大通りを練り歩く光景は圧巻です。 踊り手たちは雨にも負けず、「アリャ、ドッコイショ!ソリャ、ウントコショ!」と大きな声を響かせていました。
物産テント市
扇ヶ浜会場では、田辺市の特産品や地元飲食店による「物産テント市」が催され、紀州南高梅を使ったメニューのほか、田辺の魅力が詰まった商品が並び、多くの来場者で賑わいました。
SHIOGORI花火海上観覧クルージング
お祭りのフィナーレは、田辺観光協会主催の「第55回 田辺花火大会」。
年に一度のこの花火大会を楽しみにしている人は多く、中でも全長約1,000mの大パノラマ花火では視界におさまりきらないほどの花火が夜空を彩り、会場全体が感動に包まれました。
そんな田辺花火大会に合わせて、漁船に乗って田辺湾をクルージングするSHIOGORIクルージングが今年も出船しました。
人混みを気にすることなく、海上から花火を鑑賞するという贅沢な時間に、参加者も大興奮!
海面に映る花火の光も美しく、陸とは異なる幻想的な景色が広がっていました。
当日の様子は @shiogori.story のインスタグラムをチェックしてみてください。
2日間に渡って開催された第37回弁慶まつりは、地元の人々はもちろん、県内外から訪れた多くの来場者で賑わいました。
武蔵坊弁慶という歴史上の人物を通じて、地域の歴史や文化を知っていただくきっかけになれば幸いです。
田辺の秋を代表する風物詩として、今後も継続されていくことを願います。
SHIOGORI PROJECT(シオゴリプロジェクト)
さまざまなコンテンツ開発と地域資源をつなげながら、扇ヶ浜を起点に田辺の海、街を現代版の「SHIOGORI:潮垢離」の場として改めて確立し、新たなまちの価値創造、地域ブランディングを行う観光・まちづくり事業。 2022年より、田辺市熊野ツーリズムビューロー、南紀みらい株式会社、AND LOCALの3社連携により取り組んでおります。
